【出産費用まとめ】出産育児一時金&市の補助を使った実費はいくら?

妊娠・出産


はじめに

「出産ってお金かかるよ」――誰もが一度は耳にしたことのあるフレーズ。
でも実際いくらかかるの?補助ってどれくらいもらえるの?というのは、妊娠するまでイメージしづらいものです。

私たち夫婦(25歳、来月入籍予定)は妊娠がわかってから、真っ先に「金銭的に大丈夫か?」を考えました。愛より現実。ロマンより残高。そんな冷静(?)な思考を持つ夫のもと、徹底的に出産費用を調べてみました。

この記事では、出産費用の実際と補助金を使った自己負担額のシミュレーションをまとめます。
「これから出産控えてるけど震えてる…」という方の安心材料になれば嬉しいです!


目次

  1. 出産時にもらえる代表的な補助金
  2. 実際の産婦人科の出産費用
  3. 補助を使った自己負担額シミュレーション
  4. 率直な感想(財布の悲鳴)
  5. 私たちの家計対策
  6. まとめ

1. 出産時にもらえる代表的な補助金

出産育児一時金(50万円)

全国どこでも申請できるド定番の支援金。
2023年に40万円から50万円へ増額されました。政府、ナイスワーク!

しかも以前は「一度全額払ってから後で返ってくる方式」でしたが、今は直接病院に支払われる制度(直接支払制度)が主流。
つまり病院からの請求額にあらかじめ差し引かれてくるので、「いったん自腹で50万ドーン!」ということはありません。これはありがたい。


出産・子育て応援金(妊娠時5万円+出産後5万円)

こちらは自治体独自の支援金。
私たちの市では妊娠届のときに5万円、出産後に5万円の合計10万円をもらえます。

注意点は「後払い」であること。出産費用の支払いに即使えるわけではなく、後から口座に振り込まれる形。最初の請求時は自腹になるので、キャッシュフロー的に要注意です。


2. 実際の産婦人科の出産費用

ネットで調べた全国平均は 約50〜60万円
私たちが選んだ産婦人科は口コミも良く、**最低62万円〜**とややお高め。

「高いけど妻がリラックスして出産できるかを最優先しよう」と夫婦で話し合い決定しました。
……というとカッコいいですが、実際は妻が「入院中のご飯が美味しそう!」と目をキラキラさせながらプレゼンしてきたので、私は即白旗を上げました(笑)。

ただし、この62万円は“基本パック”料金。ここにオプションが加わります。

オプション内容費用(円)
無痛分娩150,000
出産日(休日/時間外)30,000
個室利用40,000
会陰切開20,000
聴力検査6,000

私たちは無痛分娩を選択予定
結果として、77万〜92万円程度になる見込みです。

財布には激痛です。


3. 補助を使った自己負担額シミュレーション

さて、いよいよシミュレーション。

  • 出産費用:77万〜92万円
  • 出産育児一時金:▲50万円
  • 市の応援金:▲10万円(ただし後日支給)

👉 実際の自己負担額は…
最小:17万円、最大:32万円程度

(補足:応援金10万円はあとから振り込まれるので、退院時に支払うときは+10万円を見ておく必要があります)

「100万円近くかかるのでは!?」と震えていましたが、計算してみると補助を含めて20万円前後まで圧縮可能だとわかり、だいぶ気持ちが楽になりました。


4. 率直な感想(財布の悲鳴)

正直に言います。高い
「これで補助なかったら完全に無理ゲー」状態です。

しかも「無痛分娩」は保険も効かないし標準補助にも含まれない。
「無痛分娩」が本当に無痛だと思っている人はまだ多いんですかね?痛みが無くなるわけないじゃないですか(笑)

「減痛」とかに名前を変えて欲しいですね。で、財布には激痛

個人的には「少子化対策」として、

  • 出産費用ゼロ(オプションも含め)
  • +「産んでくれてありがとうご祝儀1000万円」
    くらい配っても良いと思うんですが、どうですか子ども家庭庁さん??(マジギレ)

5. 私たちの家計対策

出産費用が高額になることを知った瞬間、私たちは即作戦会議。

  • 妊娠発覚時点から月3万円の出産費用貯金スタート
  • 交際費やお出かけは少し抑える(飲み会を抑えるくらい)
  • 臨時収入(ボーナスやお祝い)はそのまま積み立て

これで出産までに30〜40万円は余裕を持って貯められる計算です。
もちろん突発的な出費(健診費用やベビーグッズ購入)もあるので油断は禁物ですが、**「妊娠がわかった瞬間に貯金計画を立てる」**のが精神的に大きな安心材料になると実感しました。


6. まとめ

  • 出産費用は総額で 77〜92万円が目安(かなり高めの見積もり)
  • 出産育児一時金50万円+市の応援金10万円で実費は 17〜32万円程度
  • 無痛分娩などのオプションは別途かかる
  • 妊娠がわかった時点で貯金を始めれば、現実的に対応可能

おわりに

出産費用って「とんでもなく高そう」と漠然とした不安がありましたが、補助金を差し引くと「意外となんとかなる」レベルまで落ち着きます。

もちろん「なんとかなる」とはいえ、数十万円は必要ですし、生活費・ベビー用品・健診費用など追加でかかるものも山ほどあります。
でも、調べて・計算して・貯金の目処を立てることで、だいぶ安心できました。

もし今、この記事を読んで「やばい…」と思っている方がいたら、まずは小さくてもいいから積み立てを始めるのがおすすめです。
未来の子どもに「パパ、出産費用でヒーヒー言ってたんでしょ?」と笑われる日を楽しみに、一緒に準備していきましょう!


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