目次
- はじめに
- 最新データで見る男性育休の取得率と平均日数
- 私の会社の育休制度(男性目線)
- 給付金の金額シミュレーション:月給30万円の場合
- 最新制度を活用しよう!「産後パパ育休」と「出生後休業支援給付金」
- 男性育休の注意点とリスク
- 育休を取ることの “価値” 〜お金以外のメリット〜
- まとめ
- おわりに
1. はじめに
前回は女性目線の産休・育休をまとめました。
https://kosodate-money-blog.com/0006-pregnancy-money-ikukyu-001/
今回は 「男性の育休」 にフォーカスします。
「育休取ったら出世に響くんじゃ…」
「嫁に『産後の恨みは一生』って言われて震えてる」
そんな男性陣の心の声に寄り添いながら、リアルなお金事情から職場の空気まで、ユーモア混じりで語ります。
2. 最新データで見る男性育休の取得率と平均日数
- 男性育休取得率は 30.1%(2024年度)。数年前の1割台からは大進歩!
- 平均取得日数は 46.5日(約1.5か月)。ただし大企業は長め、中小は短めと差がある。
- 「名目上は取ったけど、実際は仕事メールに追われて育児できず」なんて“とるだけ育休”もまだ多いとか…。
つまり、数字は改善傾向だけど「質」と「環境」はまだまだ課題です。
3. 私の会社の育休制度(男性目線)
私の会社(IT系)の場合:
- 最大 28日間 取得可能
- 育休取得中は 賞与の査定に影響あり(出勤日数が減るため)
- 子どもが満3歳になるまでは「可能な限りリモート勤務OK」
世の中の基準で言うと、正直 平均以下 かな…。
嫁よ、もっとホワイトな会社に入れなくてごめん(笑)。
「昇給に響く?」と聞いたら人事は「影響ありません!」と即答してました。信じたい。でも実際どうなるかは…1年後の給料明細を震えながら待ちます。
4. 給付金の金額シミュレーション:月給30万円の場合
さて、お金の話。
- 月給:30万円(残業込み)
- 交通費:月2万円(定期代)
- 計算対象は「月額報酬」なので、交通費も含まれる!
シミュレーション
| 期間 | 支給率 | 計算対象額 | 受給額の目安 |
|---|---|---|---|
| 最初の6か月 | 67% | 32万円 | 約 21.4万円 |
| 7か月以降 | 50% | 32万円 | 約 16万円 |
交通費、いつもは「社会保険料高すぎ!」と恨んでましたが、今回ばかりは「ありがとう交通費」。
5. 最新制度を活用しよう!「産後パパ育休」と「出生後休業支援給付金」
産後パパ育休
- 出生後8週間以内に 最大4週間 取得可能
- 分割して2回にわけて取れる
- 妻の産休と重なる時期に育休を取れるので「ワンオペ回避」に大きな効果あり
出生後休業支援給付金
- 2025年4月スタートの新制度
- 出生直後に父母どちらかが14日以上育休を取ると、最長28日間「給付率80%」に上乗せ!
- 手取りベースだとほぼ フル給与相当 になるケースも
👉 男性にとっては「育休を取りやすくするための追い風」になっています。
6. 男性育休の注意点とリスク
育休は制度的に進化してますが、実際はこんなリスクや注意点も。
- 賞与・昇給に影響するか?
→ 規定では「影響なし」と言っても、査定評価に影響する会社も。 - 支給タイミングの遅さ
→ 2か月ごとにまとめて振込。最初は数か月遅れるので、貯金ゼロは危険。 - 職場の雰囲気
→ 「休むのは自由だけど、その間の仕事は誰がやるの?」という空気、まだあります。 - 名目だけ育休の罠
→ 在宅勤務中にメール・チャットが鳴りまくり、気づいたら普通に働いてた…というケースも(体験談多数)。
7. 育休を取ることの “価値” 〜お金以外のメリット〜
- 妻の産後ケア:産後は交通事故レベルのダメージと言われる。ここで支えるかどうかで一生の評価が決まる(産後の恨みはマジで時効なし)。
- 赤ちゃんとの時間:新生児期は今しかない。将来「なんで一緒にいてくれなかったの?」と子どもに言われる未来は避けたい。
- 自分の成長:料理・洗濯・オムツ替えスキルが一気に上がる。男の株価も爆上がり。
- 職場文化の改善:部下や同僚が「先輩も取ってたし安心」となれば、会社全体の雰囲気が変わる。
8. まとめ
- 男性育休の取得率は約30%、平均日数は46.5日
- 月給30万円+交通費の場合、最初は約21万円、その後は約16万円
- 2025年からは「産後パパ育休」や「出生後休業支援給付金」で取りやすさ&収入面も改善
- 賞与・評価・職場の雰囲気という“見えないリスク”には要注意
- とはいえ、お金以上に「家族と過ごす時間」「妻の信頼と感謝」はプライスレス
9. おわりに
僕は「昇給が止まっても、出世が遅れても、産後の妻のサポートを優先する」派です。
だって “産後の恨みは一生” ですから(笑)。
男性育休はまだ発展途上だけど、確実に前進してます。
取れる環境にある人はぜひ積極的に!
そして部下を持つ人は「取りやすい雰囲気づくり」を、ぜひお願いします!!



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