目次
- はじめに
- 児童手当の基本(2025年現在)
- 総額はいくらになるのか?計算してみた
- 三人目ルールのケチくささについて
- 児童手当の歴史 〜今が“恵まれてる”って知ってた?〜
- 我が家の児童手当の使い道プラン
- 大学費用までのシミュレーション
- まとめ
- おわりに
1. はじめに
子どもが生まれるとすぐに受け取れる代表的な支援金、「児童手当」。
「月1万円って少なくない?」と思ったあなた。実はトータルするとかなりの金額になるんです。
今回は、児童手当の仕組みと総額、そして我が家なりの“使い方戦略”を紹介します。
2. 児童手当の基本(2025年現在)
児童手当の金額は子どもの年齢・人数によって変わります。
- **0歳〜3歳未満 → 月1.5万円
- **3歳〜18歳まで → 月1万円
- 第3子以降は月3万(詳細は後で)
3. 総額はいくらになるのか?計算してみた
1人の子どもを例にすると……
- 0〜3歳:1.5万円 × 12か月 × 3年 = 54万円
- 3〜18歳:1万円 × 12か月 × 15年 = 180万円
👉 合計 234万円
「毎月1万円じゃ心許ない」と思っていたけど、長い目で見るとこれは大きいですね!
4. 三人目ルールのケチくささについて
児童手当には「第3子以降は増額」ルールがあります。
が、ここに落とし穴。
- 「18歳未満の子が3人いる状態」だけが対象
- 一番上が18歳を超えた瞬間 → 「あ、もう2人だから第3子じゃないね」
……いやケチすぎません?笑
こうやっていい感じの制度だけ制定して、実際は対象者が非常に限られているみたいなの日本は本当に多いですよね。。。なんかの給付金も住民税非課税世帯だけですみたいな。。。
なので制度をフル活用して最もお得に大家族になりたい方は、連続で産みまくるしかないですね(無理ゲー)
5. 児童手当の歴史 〜今が“恵まれてる”って知ってた?〜
実は児童手当、昔は金額も対象もバラバラでした。
- 1970年代:中学生までは対象外。対象は3歳未満のみ、しかも月3,000円。
- 2000年代:「子ども手当」への改称を経て、支給対象や金額が拡大。しかし金額は月5000円など
- 2020年代:18歳まで支給されるようになり、今の形へ。
つまり今の制度は「かなり手厚くなった」時代だそうです。
未来はわかりませんが、ありがたく受け取っておきましょう。
6. 我が家の児童手当の使い道プラン
まだ子どもは生まれてませんが、我が家ではこんな計画を立てています。
- 小学生までの分(12歳まで) → 全額「オルカン(全世界株式インデックスファンド)」にぶち込む
- 中学生以降の分 → 成長に合わせて増える支出(部活・食費・服代など)の補填
最終的な狙いは 大学の学費を少しでもカバー することです。
7. 大学費用までのシミュレーション
シミュレーションしてみました。
- 0〜12歳までの児童手当 → 約162万円
- 少なく見積もって年利2%で運用すると → 約206万円(+44万円の利益)
👉 ここで約200万円の“タネ銭”を確保。
大学費用(私立理系なら600万円)には到底足りません。
残りは奨学金+親の貯金でカバー予定です。
「奨学金は借金だからダメ!」という意見もありますが、私は 最も合理的な借金 だと思ってます。
借金アレルギーの人には理解し難いかもしれませんが、私も奨学金を絶賛背負中の借金アレルギー会長です。
奨学金に前向きなのは、全額カバーするのは割と無理ゲーだと思っているので前向きになるしかないと思っています。。。。。。。。。とはいえ、ほぼほぼ無利子でここまで高額な借金をできる制度は世の中に存在しないのも事実です。
まあまだ生まれてもない子供のことを考えているので、18年間の間に腐るほどお金が湧いたら親が負担するかもですが、今のところ奨学金でカバーする予定ではいます。
もちろん、万が一子供が返せない状況になれば親として肩代わりする覚悟はあります。
まあこちらの話題については賛否両論だと思うので意見をください!
👉 奨学金で250万円+児童手当200万円 → 450万円
残り150万円は、ボーナスから年10万円を15年貯めれば達成可能と、最後はあっという間に〜戦法にはなってしまいましたが、長い期間で見れば十分準備可能だと今のところ思っています。
8. まとめ
- 児童手当は 1人あたり総額234万円(2025年現在)
- 第3子以降は増額だが「18歳未満3人同時」でないと対象外というケチ仕様
- 歴史的に見ても今は手厚くなった時代
- 我が家は 児童手当を投資→大学費用へ充てる計画
- 奨学金+貯金と組み合わせれば、私立でもある程度現実的に賄える
9. おわりに
児童手当、毎月もらうと「ちょっとのお小遣い」にしか見えませんが、トータルで見るとかなり大きな金額です。
これを浪費に使うのではなく、子育てで最も金が必要になる部分への準備にすることで、将来の絶望を軽減できると私は思います。
「毎月の生活費に消える」も現実的だし、「大学費用に積立投資」も合理的。
大事なのは 計画して意識的に使うこと だと思います。
私はまだ25歳、子育て経験ゼロの身ですが、妄想シミュレーションを楽しんでます(笑)。
読んでくださった方の「うちはこうしてるよ!」という声もぜひ聞きたいです。



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