はじめに
「妊娠したけど、その間の生活費はどうなるの?」
「産休って給料出るの?それとも無収入?」
私たち夫婦も妊娠がわかったとき、まず気になったのはお金のこと。
子どもを産む経済的余裕はあるのか?そのあとは大丈夫なのか?
産休中は働けないし……。
悩みが無限に出てきたので、調べまくって勉強しました(笑)。
今回は 産休でもらえるお金の仕組み を、例を交えてわかりやすく解説します。
産休とは?
まずは基本から。
産休って、いつからいつまで取れるか知っていますか?
産休=出産前と出産後に取れる休暇のこと です。
法律でしっかり定められており、以下の期間が対象になります。
- 出産予定日の 6週間前から(双子以上なら14週間前から)
- 出産後 8週間
この間、会社からの給料は支払われません。
「え、じゃあ収入ゼロ!?」と思うかもしれませんが大丈夫。
👉 国から 出産手当金 が支給されます。
産休中にもらえるお金(出産手当金)
支給額の目安はシンプルです。
- 月額報酬(額面)の2/3 × 日数分
ここでいう「月額報酬」とは、毎月の給料(基本給+手当+交通費込み)。
社会保険料が交通費まで含んで計算されるのは正直意味不明ですが……今回は黙って受け入れましょう(笑)。
計算例(額面25万円の場合)
- 1日あたり:250,000 ÷ 30 × 2/3 ≒ 約5,500円/日
- 産前産後トータル98日(約3.2か月分)
- もらえる合計金額 ≒ 54万円
「収入ゼロ」どころか、案外しっかり支給されます。
出産手当金の意外なメリット
ここで大事なポイント。
👉 出産手当金は非課税 なんです。
普段の給料なら、額面25万円でも税金や社会保険料を引かれて手取りは20万前後。
でも産休手当は「引かれものナシ」でまるまる入ってきます。
つまり「額面の2/3」でも、実際の手取りとそこまで差がないんです。
さらに嬉しいのが翌年の税金。
住民税や所得税は 前年の所得 で決まります。
産休中の手当は非課税なので所得に含まれません。
👉 その結果、翌年の住民税・所得税が安くなるという副次効果も!
「休んでるのに税金まで安くなる」と思うと、少し得した気分になりますよね。
注意点1:振込タイミングが遅い
ここで落とし穴。
出産手当金は、出産してから手続きする仕組み。
実際に口座に振り込まれるのは数か月後です。
つまり「産休に入ってからしばらくは収入ゼロ期間」が発生します。
👉 先に生活費の準備が必要!
出産費用やベビーグッズの購入も重なる時期なので、ここを甘く見ると家計が一気に苦しくなります。
注意点2:ボーナスはない
ボーナスのある会社に勤めている人は要注意。
シンプルにボーナスがもらえないです(会社による?)
とりあえず私の会社ではもらえませんでした😭
また、調べてみると、産休中は働いてはないので、仕事に復帰したとしてもその期間は集計されないパターンが多いそうです。
なので例年通り満額はもらえないケースですね。
そのため、今のうちに月々のキャッシュフローでどうにか生活する練習を始めたほうがいいですね。
ボーナス払い依存症の方もいるかもしれませんが、これを機に改善しましょう。笑
まとめ
- 産休の期間:出産前6週間+出産後8週間
- 支給額:月額報酬の2/3(日額計算)
- 非課税メリット:手取りベースだと実質そんなに減らない+翌年の住民税が安くなる
- 注意点:振込は数か月遅れるので生活費の準備が必要
おわりに
「産休=無収入」と思っていた私は、調べてみて「意外と手厚いじゃん!」と安心しました。
もちろんフル給与には及びませんが、非課税であることを考えると実際の生活はそこまでギリギリにならないはず。
ただし!支給までのタイムラグは本当に要注意です。
「産休開始=収入ストップ」なので、数か月間を乗り切れるだけの蓄えを事前に準備しておきましょう。
👉 次回は「育休中にもらえるお金」についてまとめます!



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